Literature Theories Public
Created by 山月
-
モダニズムと神話 by Michael Bell, 吉村宏一, 杉山泰, and 2 others
No rating
ポストモダンの混迷状態からの脱出の方途を探るため、ニーチェやハイデガーの哲学を背景におき、「神話」を中心軸に据え、西洋圏外にも目配りしつつイェイツからアンジェラ・カーターまで多彩な作家を取り上げて、近現代文学を新たに読み解く。
-
秘義の発生 (改訂新版) by Frank Kermode, 山形和美
No rating
文学批評の方法を用いてきた聖書学者が多くいるのに反して、文学批評家で聖なるテクストの分析方法を文学テクストの分析や解釈に組み込んだ人は少ないと主張するカーモードによる鋭い批評感覚と批評によって多くの可能性をはらむ一冊。今世紀最大の批評家の名著。
-
コロンビア大学 現代文学・文化批評用語辞典 by Joseph W. Childers, Gary Hentzi, 杉野 健太郎, and 2 others
No rating
文学、文化批評の用語を解説した事典。ジェンダー研究、映画学、メディア論など範囲も含む500項目を収録。配列は英語見出しのアルファベット順、日本語見出し、解説、参考文献を記載、巻頭に欧和と和欧の見出し語一覧、巻末には参考文献一覧、人名索引が付く。
-
精神分析と物語 by Peter Brooks, 小原文衛
No rating
フロイト理論に内在する物語性を切り口にナラトロジーと精神分析の構造的な連関を探り、新たな批評言説の可能性を切り開くピーター・ブルックスの「読解の理論」
-
-
ポスト・モダンのD.H.ロレンス by Peter Widdowson, 井上径子, 恩田幸治, and 11 others
No rating
70年代以降の文学批評の流れを一望できる、ロレンスをめぐる13編の刺激的な評論集。70年代?80年代前半にかけてのマルクス主義批評やフェミニズム批評から、フーコー、デリダ等の思想に基づくポスト構造主義批評までを収録。モダン以後の新たな批評の具体的実践。
-
現代文学・文化理論家事典 by 丸山修, 杉野健太郎, Stuart Sim
No rating
現代の文学・文化理論の分野で影響力を持つ理論家の見取り図。常日頃言及されるウィリアムズ、サイード等から、ここ十数年内に業績を残しているギルロイ、フィスク等の理論家まで総勢百人の理論家の主要な思想、文化的インパクト、経歴などを徹底解説。
-
アメリカ文学必須用語辞典 by 村山淳彦, 福士久夫, Stephen Matterson
No rating
アメリカ文学、文化の歴史において重要な役割を演じた文学様式、伝統、運動、主題、史的事実に関する417項目を簡潔にわかりやすく解説した辞典!国内外の幅広く紹介した参考文献書誌/作家作品索引/項目和英対照一覧を完備し、相互参照がしやすい。各項目中、別に項目として扱われている関連語句は(→)で示しており、独立した項目として立てていない作家や運動家、批評家などすべての人物の生没年も掲載。文化研究、文学・批評研究に欠かせない一冊。
-
No rating
声と眼差しの物語論。古典的物語論からポスト古典的物語論への展開を視野に収めた一人称小説の物語論の企て。 ジュネット、シュタンツェル、プリンス、バル、オニール、フルダーニク、フェラン、ニィエラグデンの物語論との対話を通して提案される一人称小説の物語論。一人称小説の多様性が明らかになる一方、「一人称の視点」、「地の文」といった旧来の概念の限界も明らかに。
-
No rating
物語論、文体論、語用論、談話分析、記号論等の諸学問分野が交差する学際的な研究から生まれた逸書。物語文の「語り」の様式と語り手の「語り」の特徴に着目して、日英語の物語文分析の諸問題(人称代名詞・時制や翻訳上の問題等)を解決する。
-
改訂 物語論辞典 by Gerald Prince, 遠藤健一
No rating
待望久しい改訂版、遂に刊行。物語研究のキーワードを網羅。「古典的」物語論から「ポスト古典的」物語論への展開を伝える2003年増補改訂版の完訳。最先端の物語理論の理解に必須の用語・文献を網羅。改訂にあたって削除された用語はなく、物語論の歴史的展開の理解にも便利である。
-
モダニズムとは何か by 深谷公宣, Michael Levenson, 荻野勝, and 3 others
No rating
モダニズム研究の重鎮、マイケル・レヴァンソン編集による、モダニズムに関連する思想・小説・詩・演劇・視覚芸術・映画・経済・政治・社会状況・ジェンダーの問題などを気鋭の研究者たちが論じた本書。新たな世紀におけるモダニズム研究の基本文献として、必携のコンパニオンである。
-
ポストモダン事典 by Stuart Sim, 杉野健太郎, 下楠昌哉
No rating
- Original Title: Part II. The Icon Critical Dictionary of Postmodern Thought
現代社会を蹂躪し続けるポストモダニズムという怪物。われわれがポストモダンな世界に生きていることは否定しがたい。しかし、そのポストモダニズムが何かについて確信を持って答えられる人は少ない。本書は、文学、文化、映画、音楽、美術などはもちろん、社会科学、自然科学、情報科学などの諸領域を横断するポストモダニズム関連の人物・事項を収録した世界初の本格的事典である。参考文献も充実。 文学・文化・映画・音楽・美術はもちろん、社会科学・自然科学・情報科学などの諸領域を横断する、ポストモダニズム関連の人物・事項を収録した本格的事典。現代を理解するために欠かせないポストモダニズムへの道案内。
-
ポストモダニズムとは何か by 丸山修, 稲垣伸一, 伊藤賢一, and 3 others
No rating
政治、哲学、文化理論、フェミニズム、ライフスタイル、テレビ、文学、科学、テクノロジー、建築、美術、音楽、ポピュラー・カルチャー、映画、批評理論、モダニズムと伝統 これらの分野とポストモダニズムとの関わりを明快に説明した本邦初の分野別見取り図。